
今回は、人間関係に悩む人に朗報の「4つの立場」について書いていきたいと思います。
春になり、もうすぐ5月。五月病にならないためにも
人間関係の立ち位置を理解しておくだけでも楽になります。
「へぇー、そうなんだ」程度でも為になる知識ですので
ぜひ読んでみてください。
このチャートを見ることによって、
・人間関係について悩む事が少なくなり、会社でも
このマトリックスの線引きで表現する事が出来るので自分の立ち位置を把握しやすくなります。
人の悩みの大半は、「人間関係」「お金」に分類されると言われています。
お金はともかくとして、人間関係だけでも楽に考えられるようになれば
今まで見えなかった、プラスの部分が浮き彫りになりますよ!
それでは、見ていきましょう!
目次
人間関係4つのマトリックス

まずは上記の画像を見てください。
[ポジティブ自立]が「左上+」 [ネガティブ依存]が「右下−」 [ネガティブ自立]が「左下−」 [ポジティブ依存]は「右上+」
この表は「人のタイプの区分け」を表しています。
例えば、あなたが左上の「ポジティブ自立」であれば、相手は反対にある「ネガティブ依存」タイプ
という関係性になっていることがある。
ということです。
それでは各項目を見ていきましょう!
4つの項目の特徴
この特徴を見ておけば、自分が今どういう状態なのか?がわかり、反対に相手の状態も
察しがつきます。
ポジティブ自立
→この人たちは前向きで明るくて、エネルギッシュに生きている。
明るいリーダータイプ。
自ら進んで問題解決し、弱音を吐かない。 目標を設定するとすぐに行動していく。 周りを励ましたり、ビジョンを語ったり、人を巻き込んでいく力が強い。 ただ、暑苦しく人の心に添えない一面を持ってる。
そしていつもニコニコしているのが特徴
あなたはどうですか?当てはまれば「ポジティブ自立タイプ」だと
メモってくださいね!
ネガティブ依存
→感受性が強く、人に深く共感できる。
問題を見つけるのも得意なので、カウンセラーの素質がある。
物事のネガティブな面を見がち。 昔のことでクヨクヨしたり、文句を言い続ける傾向がある。 不思議なことに「ポジティブ自立」のタイプとパートナーになることが多い。 後ろ向きで暗い感じがするのが特徴
自覚として、私はこのタイプでした(汗)
ネガティブ自立
→完璧主義で物事を確実に進めようとする。
やや冷たい印象を持たれることがある。
目標思考で、やると決めたら確実に結果を出すことが出来る。 しかし、まわりに威圧したり、コントロールすることも多い。 自分は有能だと思っているので、相手が無能に見えてしまう。 いじめっ子の性質を持っていて、内なる暴力性を抱えている。
いつもイライラしているのが特徴。
自分としては、目的思考という面はあっているけど、相手が無能とかは思わない。。
ネガティブ自立と依存との境界線上にいるのかもしれません。
ポジティブ依存
→穏やかで癒し系の人が多く、周りをリラックスさせる才能がある。
ネガティブ自立の人との組み合わせになると、普段は有能な人でも、
ミスをしがちで、段取りが悪い人間になってしまう。
気づいたらネガティブ自立の人に怒られてばっかりということになってしまう。 それが進むといじめられっ子になる。 何かあると頭が真っ白になって思考停止してしまうことも多い。 いつもオドオドしているのがこのタイプ
*どこに属しているか分からない人は、「ポジティブ依存」
あなたはどのタイプでしたか?

私たちは「人間関係」を持つと、自然と4つのポジションのどれかに行く事になります。
しかも初対面であったとしても5分もすれば、それぞれが気持ちのいいポジションを
選んでいるのです。
と本田健さんは言っています。

そして、こう言います。
思い出して下さい。あの人の前ではポジティブ依存タイプなのに、
この人の前ではネガティブ自立タイプとか人によって自分の特性が変わっている事は
あるはずです。
裏表があるのは当然ってことで、人によって対応を変えるのは悪くなく、
「ごく自然」だということですね。
友人や会社や組織に至っても、この4つのマトリックスを行き来しているのです。
基本的には「自分と対極線上に相手が移動する」という事です。
これさえ覚えておけば、相手との接し方も楽になるでしょう。
なるほど!ということは、
- 自分の状態を4つの項目のどれかを判断して
- その対極線上にある項目の特徴をなんとなくでも把握しておけば
- 人間関係がいい方向に進みやすくなる
ということになりますね!
当然、いつも同じ項目とは限らないので
「本当の自分が分からない」なんて事もあるかと思います。
そういう場合は、以下のようにするといいかもしれません。
相手も自分の感情も”とりあえず”受け止めてみる

という方もいると思います。
私も覚えられません。
そのような場合は「感情を受け止めて」あげましょう。
そして、相手との間に位置する事(相手を感情を感じて理解して受け止める)です。
これが出来たらあなたはどんな人でも関係を築く事が出来、
人間関係で悩みはなくなるでしょう。
人は「感情の生き物」って言われています。
形が見えないから、扱いづらく理解することが難しいものです。
見えないものだからこそ、相手の感情を理解してあげるだけでも
人間関係は円滑になります。
反対に感情に逆上して反応すると、こじれます。
想像してみてください。相手が自分の言ったことを真っ向から
批判してきたら「ムッ」としません?
もし、覚えられない場合は「感情」をポイントにしてみてくださいね!
まとめ
- 4つのマトリックスチャートはあくまで参考程度にしよう
- 自分の状態と相手の状態を把握できれば人間関係は円滑になる
- 4つの項目の特徴が覚えられない場合は、「感情」に受け止めよう
4つの項目の共通点は、「感情」「考え方」です。
人の内面のことを指しています。
自分で自分のことを理解できないように、相手も自分のことを理解できてない
場合が多いです。
その場合は、まずこちらから相手を受け止めるようにすれば、
変な摩擦は出ませんし、孤立させられるということはないでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。