どうも、ひろきちです。
今回は「これから商品を作って販売するならブログをやったほうがいい理由」
について書いていきたいと思います。
とある本を読んで「やっぱりブログだな」と感じたんですが、
それをご紹介しながら、「なぜブログをやったほうがいいのか?」を
自分なりに記していきますね。
この記事を特に読んでほしい方は、
- 商品(コンテンツ)やサービスを持っている
- 広告をかけているが採算が悪い
- これからどうやって販売していこうか迷っている
- ブログってなんで良いのか知りたい
これらに当てはまる方は、特にためになるかと思っています。
それでは早速紹介していきます。
目次
これからの時代ブログを続けている人が勝つ、その理由
その理由は以下の通りとなっています。
- SEMとSEOと言った旧来型ネットマーケティングの限界
- 売り込み型の広告が通用しなくなってきた
- コンテンツマーケティングの時代が到来した
- コンテンツの購入前に「読者」と交流するフェーズ(段階)が必要となった
- 広告・ランディングページだけでは購入する人が減った
- 購入前により多くの情報を消費者が自主的に集めるようになった
これだけでは、なんの事か分かりませんね(汗)
一言で「広告が通用しなくなった代わりに、
情報(ブログ)を求めている消費者が増えてきた」
という事です。(ここはこの記事の核心かもしれません)
個人的に「広告かければ売れる」とか勝手に思ってましたが、
そういう時代は終わりのようです(良いような、悪いような感覚)
それでは、順追って書いていきます。
旧来型ネットマーケティングの限界〜広告はただの刺激媒体〜
これまで、商品を作り、広告をかけて、販売するという3ステップで
販売者の工程は終わっていました。
ですが、「情報化社会が成熟化してきて」購入検討者は
値段が高いものであるほど「情報を自主的に集める」ようになったと言われています。
実際に、私のブログ内で「iPad mini4」関連の記事は
「このブログのトップページビューを誇るカテゴリー」です。
商品を実際に買ってどうだったか?というのを読者が求めている事になります。
その内容はさておき、
- 興味はあるけど、本当に買って良いものか?
- 実際に買った人のブログや記事を見て購入するかどうか決めよう
- 自分以外で買った人がどれだけいるのか?
などは検索すれば簡単に出てくるような時代です。
ブログ開設時から3ヶ月が経過し、1記事3,000PVを超えているという事実は、
- 消費者が欲しいと思っているものの情報を集めている人が多い
- 広告だけで買う人は減ったきた
という事です。
なぜ広告だけで購入する人が減ってきたのか?
それは「広告が溢れすぎた」からだと言われているそうです。
- 限られた広告スペースを広告主が争っている
- ビックキーワード(iPhoneなど)の広告入札単価が増えている
- 入札単価が増える一方、広告から購入する人が減っている
- 広告で販促しようとすると「効率が悪すぎる」
これらの要因で、広告に頼ろうとする企業は減ってきているようです。
現に花王もコカ・コーラも「専門サイト」を立ち上げて、消費者に有益な情報を
届け、「信頼を得よう」としています。
これらをリスティング広告というみたいですが、これは「いますぐ客を狙う広告」
リスティング広告とは、
GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果ページに、検索されたキーワードと関連性の高いサイトを有料で上位に表示できる仕組みです。 キーワードごとに表示枠のオークションが行われ、掲載単価が高いものが「広告」という形で優先的に表示されます。
検索結果に応じて広告を表示させる事が出来るので、
商品などに興味がある人は、売り上げに直結しやすいですが、
広告主が奪い合っているような現状なので単価が高いというデメリットがあります。
これは「買い手市場」(売り手の商品はあるけど、消費者が選んで買うため消費者のほうが強い)
と表現してもいいかもしれません。
ブログ=コンテンツマーケティングそのもの
コンテンツマーケティングとは、
の事を言うそうです。
聞いた事があるような、ないようなそんな言葉だったんですが、
一言で「見込み客を育成し、購入→ファン化」させるマーケティングの事。
下の画像をみてください。
今までの購入までの流れとコンテンツマーケティングの流れを図で
書いてみました。

上の図では「情報収集」が加わったというのがわかります。


ちなみに、これらの根拠は?と聞かれそうなので、
書いておきますが、Googleが調査した結果からわかったものです。
これを「ZMOT(Zero Moment of Truth)」と言うそうです。
via:Google/shopper Sciences , Zero Moment of Truth industry Studies
自分が読んだ本にはポイントとしてこう書かれていました。
Point1.価値あるコンテンツを作る(読者目線で)2.顧客を育てる3.ファン化する
これは一つのマーケティング手法ですが、
これはブログにぴったしです。
- 価値あるコンテンツ(あなたが販売したい商品)を作る
- 見込み客に購入してもらうために、そのコンテンツについての情報をブログで発信する
- そのコンテンツに興味を持った人にブログ上で買ってもらう(または購入してもらいやすい)
- 関連情報もブログで更新する事で、コンテンツ及びブログのファン化を狙う
これらは上記ポイントに基づいて当てはめてみたものですが、
条件は以下の通りです。
- 商品を「情報蓄積型媒体」で発信出来るもの
- アップデート情報なども同じ媒体で更新出来る
- 読者(見込み客)目線でそのコンテンツがいかに有益か伝わる媒体
これらはブログが一番お勧めではないでしょうか。
一つのサイトで「情報発信」「コンテンツ販売」「アフターフォロー等」が
出来るのはブログまたは特設サイトです。
という事は、あなたがすごく良いものを販売していきたいのであれば、
一つのブログでそのコンテンツの関連情報をアップしていけば、
それは読者にとって「◯◯(商品)の専門ブログ」と見られます。
Facebookだけだと、情報は流れますし、実名制なので
興味があったとしても「Facebookページへのいいね」はしにくい。
Twitterはもってのほか。
という事は、読者がその商品について書かれたサイトにやってきて
自由に興味の有る項目を見てもらえれば、あなたが寝ていてたとしても
商品を売り込む必要はありません。
顧客はあなたのことは気にかけていない
これは個人的に「????」でしたが、
米国のコンテンツマーケティングの権威・ジョー・ピュリッジ氏は
下記のように言っています。
「顧客はあなたのことも、あなたの製品やサービスのことも気にかけていない。彼らが気にするのは自分自身のこと、彼ら自身の欲求やニーズだけ。コンテンツマーケティングとは、顧客が本当に関心を払うようになる、彼らを夢中にする興味深い情報を作り出すことだ」
興味を持つ順番として
- 商品に興味を持つ
- 商品の情報に興味を持つ
- 商品の最新情報を発信している媒体に興味を持つ
- それらの情報を発信している「人」に興味を持つ
という点から「あなたに興味は持たない」と公言しているんだと
思っています。
最初から「あなたに興味を持ってサイトにこない」という点だけでも
覚えておけば、いいかなと思います。
「こんな詳しい情報どうやって知るんだ?」と読者に思わせたら
自然とサイト運営者の情報を知りたりそうですし。
本当に大切なのはPV数ではなく「お客さんとのつながり」
これらの考え方が生まれてきて3年ぐらいでしょうか。
いままではPV数を増加させてアドセンス収入や、実績として利用されてきたましたが、
「検索すれば大抵の情報は落ちている」時代。
PV数だけでは、ビジネスができなくなっているという事です。
ブログやYouTubeでも「数字(再生回数やPV)」がものを言うのは
まだ変わらないと思いますが、収益化しようと思ったら、
「購入を検討しているお客さんとのつながり、信用」が必要不可欠。
だから、読者にとって有益な情報を発信して信用を生み、その信用を元に
商品を買ってもらう必要が出てきたということだと思います。
実際にどうやってブログでコンテンツマーケティングをやる?
私が個人的に考える方法は以下の通りです。
- あなたが販売したい商品を作る(個人事業主の場合)
- 専門ブログを立ち上げて、その商品についての情報を更新する
- 記事数を増やし、その商品ならどこにも負けないぐらいの勢いで更新し続ける
- PV数が集まってきたら、ブログ内に販売ページ、サービスページを作り誘導
- お客さんとつながるための「メルマガ」で距離を縮める
- 更新情報は素早くブログ記事にしてアップする
まずは、販売するものがないとサイトが作れませんし、
グローバルメニューも決まりません。
そこが決まれば、あとはシンプルです。
最後に
コンテンツマーケティングは、読者と販売者の関係性を深くするための
マーケティング手法です。
読者にとって有益な情報を仕入れ、発信し、それを続ける事で
読者の信用を獲得する事になります。
東日本大震災以降「信用・信頼」というキーワードがちらほら聞こえてきましたが、
ものを買う、サービスを買う際にも「信用」が必要な時代になってきました。
情報も調べれば落ちている時代にもなっています。
このような時代背景から見ても、売り込み型のマーケティングは
終了したと言っても過言ではないでしょう。
私はそう感じました。
もし、ここまで読んでくれた方がいれば、一番伝えたい事。
それは「商品を作ったり持っていれば、あとはいかにその情熱を情報(記事)として
見込み客へ届けれられるか」を考えれば、売れる可能性は高まるという事です。
広告は「認知させるだけ」の役割に成り下がりました。
あとはあなた情熱。
最後まで読んでいただきありがとうございました。