【書評】ノマドライフを読んで感じた「自分にとって本当に大切なもの」

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どうも、林です。

1週間ぐらいで本を4冊読みました。本はそれだけ出会いを与えてくれる存在です。

大体、好きな著者や本の題名を見て決めます。

 

人生が変わるきっかけとして「人」「本」との出会いが一般的に言われていますが

これは本当だと感じています。

 

この記事では、書評として

 

について書いていきたいと思います。

本を読んだだけでは自分のものになりませんので。

  • 今の自分は本当に大切なものを見失っている
  • 今の生活を変えたいと思っている
  • 焦らずじっくりと自分のやりたいことで生活していく基盤を作っていきたい
  • ノマドライフに憧れている

と言った考えや思想を持っている方は是非読むことをオススメします!

 

ノマドってどういう意味なの?

 

ノマドとは「遊牧民」を指す言葉。

 

 

遊牧民は、家畜と家も一緒に移動しながら生活するモンゴルなどに多く見られる

人のことを言います。

 

ここで言う「ノマド」とは、「仕事や住む場所、生活、趣味などを含めたライフスタイル全般」

のこと。

仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを

構築し、2箇所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで

クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになる

ライフスタイルのこと。

 

著者の本田直之さんが今実践しているライフスタイルの一つです。

私はこの本を読了して、「自分に大切なのはお金なのか、生活スタイルなのか」

考えさせるものとなりました。

 

私の意見や考えも含めて書いていきますね。

 

 

ノマドライフに移行するための6つのフェーズ

 

著書では「誰でもノマドライフができるわけではない」と忠告されています。

「こうやればノマドライフを送れます的な本ではない」ということです。

 

向いている人や向いていない人も当然いると前置きされています。

この章では「実際にノマドライフを目指す人はどうしたらいいのか?」について書いていきます。

 

第1フェーズ「ベースを作る期間」ベース構築期5年

 

もしあなたが会社で働いているのであれば、絶対にやめない方がいいと

著者は言います。

これは確かにその通りです。

 

私はどうしても耐えられなくなったので、辞めてしまいましたが・・・。

 

仕事、社会の仕組みなどを自分のものにするために働く期間は必要。

これがないとノマドライフに移行しても続かないのです。

 

その詳しい理由は著書を読めば分かりますが、働きながらスキルを身につけることができる

いうのが主な理由。

 

第2フェーズ「方向性を模索する時期」3年

 

この第二フェーズでは「あなたがどの方向で生きていくのかを探す時期」

未来のベーシックインカムをを作る期間だと著者は言います。

 

ベーシックインカムとは、生活の基盤となる定期的な収入のこと

 

収入が会社だけだと、それに頼ってしまい依存する傾向がありますよね。

依存していてはノマドライフを送ることはできないので、たとえ少額でも他に定期収入があれば

焦らずに働くことが出来ます。

 

なので、一気にノマドだ!と言って辞めてしまわないようにすることをお勧めします。

後々大変になるので・・・(実体験)

 

このフェーズに自分がいると分かれば、会社以外の人脈に会うなど、ビジネスの種まきをしていきましょう。

なんども言いますが「焦らないこと」

 

 

第3フェーズ「未来につながる実績を残す」(5年)

 

仕事での成果をあげるための期間。

一番ハードで濃密に働いて経営能力を磨く時期です。

 

飛び抜けた結果を残すこの時期は仕事に集中して、濃密に働くことが必要。

 

と著者は言います。

これはもちろん、会社の仕事に限った話ではありません。

自分の方向性やビジネスの種が出たものを濃密に構築して成果を出してもいいわけです。

 

この経験が将来のノマドビジネスのベースになっていきます。

経験や金銭的な部分も含めて次のフェーズに活かせます。

 

 

第4フェーズ「転換期」(2年)

 

海外に限らず、2箇所以上を常に移動しながら生活することを

著書では「デュアルライフ」と呼んでいます。

 

このフェーズでは「デュアルライフのリサーチ・ベース構築、人脈作り」を行い

ライフスタイルのブラッシュアップをしていく時期です。

 

 

ブラッシュアップとは

磨き上げるという意味をもっています。 磨き直しを含めて、今以上に腕やスキルを磨き上げるときに使われます。 ビジネスシーンでは企画案の練り直しなどに対して用いられ、会話シーンなどでの利用が多く見られます。

 

 

成果を出したら、ステップアップし新たなライフスタイルを作っていく時期が来ます。

拠点を2つ持つデュアルライフのリサーチと同時に、どこでも仕事が出来るように

ノマドビジネスをスタートするのが第4フェーズ

 

 

ここでようやくノマドライフを送るためのビジネスをスタートさせるようです。

続けて著者はこう言います。

 

いきなり実行に移さなかったこともポイント。

住むエリアや生活コスト、ビザ、ビジネスをやるための必要事項、人脈作りなど

調べなくてはいけないことはたくさんあった。

 

一旦成果を出した後なので、余裕がありますし、転換期こそライフスタイルを

ブラッシュアップするべき時期。

 

 

正直、ビジネスをやり始めて、いきなり移行するのかと思ってましたが違うようです。

成果を出してから移行するのが、ノマドワーカーということですね!

 

 

第5フェーズ「実践期」(5年)

 

このフェーズでデュアルライフを実践、ノマドというノウハウが完成する時期です。

実際に2拠点でのデュアルライフを実践するうちに、働き方、暮らし方のノウハウが

構築されていきます。

 

第4フェーズでリサーチなどは行ってきたはずなので、一気に移行することができるってわけですね。

 

 

第6フェーズ「シェアの時期」

 

ノウハウを伝えて仲間を増やす時期。と著者は言います。

 

実際にノマドライフに移行するまでの経緯や注意点をシェアすることで

同じように考える「仲間」が集まってきます。

その人たちに情報をシェアし、定期的に情報交換することで楽しみながら

ノマドライフを送ることができるようです。

 

 

ノマドになるためには準備8割

 

 

どこかで聞いたことのあるタイトルですが、私が読んで感じたのは

準備をしっかりと行って積み重ねることで実際になれるのが「ノマド」というイメージです。

 

本田直之さんも

大切なのは、段階を追って準備をしていくこと。

長期的視点を持ち、今のフェーズにふさわしい行動をすべき。

 

と言います。

 

私も勘違いしがちなのですが、「すぐに実現」「すぐに変わる」というイメージで

物事を始めてしまいます。

 

ですが、これは間違い。

 

確かに情報化社会になってからスピードは早くなったとしても

昔に比べて商品を売り出すまでの期間が短くなったとしても

 

人はそんなに早くは変わらないってこと。

 

今のフェーズはどこなのか?を見極めて、適切な行動を焦らずに構築していくことは

ノマドになりたくない人にでも言えることですよね。

 

なので、やるときは圧倒的にやって、余裕が出てきたら、ゆったりと集中して

考える時間を持つことが大切なのです。

 

 

自分が何になりたいか、どうしたいか分からない場合は「方向性を模索」しよう

 

ベースは作ってきました。

あとはどの方向、分野で活動していくか?を見つけてから結果を出す必要があります。

 

今までの私は他人の流れに乗ってやってきましたが、理想のスタイルを確立するには

遠回りもいいところです。

なので、一度落ち着いてやってみながら、考えることが大切だと思っています。

 

ベースの収入にプラスで月3万円のビジネスでも、それが5個もあれば

15万円となります。

 

こういったイメージでやりながら軌道修正する時期がフェーズ2の「方向性」を模索する期間なのです。

 

この本を読んで、どういう道筋でやっていけばいいのかが明確になりました。

同時に冒頭でも書いた「何が自分にとって大切なのか?」と考えさせられました。

 

 

あなたはお金・それともライフスタイルが大切?

 

 

私は今までお金が大切だー!お金がなければ何もできないと

思い込んでいました。

 

でもそれは違います。お金は価値を買うための手段でしかありません。

田舎に移り住んで自給自足すれば、そこまでお金を必要としませんし

自分がどれぐらいあれば1ヶ月生活できるのかなどを把握すれば、最小限に生きることができるのです。

 

一般的にライフプランは「収入が右肩上がり」で計算されます。

ですが、収入が上がる要因を探す方が難しいような状況になっています。

 

そのような状態で収入合わせて生活レベルを上げていたら、破綻は見えているようなもの。

 

そうならないためにも、お金はどれぐらいあればいいのか?

どういう働き方がいいのか?

時間の使い方はどういったものが理想なのか?

などをノマドになる前に、頭のなかから出しておく必要があります。

 

ノマドライフには

  • 自分が必要最低限生活できる金額
  • 生活する場所
  • 趣味の時間
  • ビジネスの種類

 

が必要なのです。

 

副業を認めている会社が増え出している?

 

この記事をここまで読んでくれた方は

大企業を中心に副業を認めている会社が増えていることはご存知だと思います。

 

これは次第に広まっていくでしょう。

これは会社が社員一人の生活を保障することが難しくなってきた証拠です。

 

会社での仕事を残業しないように切り上げて、自宅やカフェなどで

「自分のビジネスを構築している人」も増えています。

 

どっちつかずにならないためにも、まずは会社の仕事で成果を出すぐらいの

勢いで実行してから、自分が本当に理想とする働き方を見つけ出しても遅くはないです。

 

「今すぐ会社以外の収入を作らなきゃ」と言ってアルバイトするのはナンセンス。

それより浪費を減らすことをした方が最適です。

 

 

最後に、

 

この記事では

 

の書評として一部抜粋してお届けしました。

この本を最後まで読めばノマドになるための時間の使い方やお金への価値観などを

変えるためのトレーニングも載っています。

 

ぜひ参考までに読んでみると刺激になるかもしれません。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ひろきち

初めまして、林広輝です。 健康/夢/人間関係/お金について ブログを更新中。 200名の資産形成のアドバイザーを サポート運営しています。