【書評】1時間でわかるビットコイン入門

スポンサードリンク

 

どうも、林です。

今回の書評はこちら。

 

そう、ビットコインです。

仮想通貨(暗号通貨)の中で代表的なビットコイン。

仮想通貨取引所内部の人間による横領などでネガティブなイメージがある「仮想通貨」ですが

 

将来「財布を持たない生活」なんてのが現実味を帯びてくるかもしれません。

 

使い方によっては節約ができるこの仮想通貨。

今までネガティブなイメージを持っていて敬遠していた方はぜひ一度読んでみることをお勧めします。

(やるかやらないかは別にして)

 

 

「改正資金決済法」国に認められる仮想通貨

 

私もこの本を読んで初めて知ったのですが(お恥ずかしいですが)

2017年6月からビットコインなどの仮想通貨は決済手段として法的に認められるようになります。

 

改正資金決済法という法律です。

仮想通貨に関わる犯罪などを取り締まり、取引内容を国に提出することを義務付けた法律です(簡単に言えば)

 

国に認められ、北米のAmazonや楽天、一部の飲食店などでビットコインが使えるようになっている現実から

すれば普及していくんだろうと感じます。

 

日本で流行るのか?って話ですが、すでにアメリカの24州で認められていたり自国の通貨が不安定な

国ではビットコインなどの仮想通貨取引がされている点においては流行るだろうと思います。

(海外で流行って日本に入ってくることを考えれば)

 

ではどういった使い方ができるのか?は次の章から述べていきます。

 

 

ビットコインでできる4つの使い方

 

  1. ビットコインの売買でリターンを得る(投資)
  2. 買い物の代金などをビットコインで支払う(決済)
  3. 他の誰かにビットコインを送る(送金)
  4. 少額の寄付や投資に使う(ファンディング)

 

以上の4種類の使い方が出来るそうです。

FXみたいに投資の一部かと思ってましたが、そうではなく生活の一部でも使えるなど

身近な印象を受けました。

 

お金というものが他の何かに移り変わっていくような印象で、国の政治など有事の際でも

使いやすいという点においては自分も持って見たいと感じた次第です。

 

さて、1つずつ見ていきましょう。

 

 

①ビットコインの売買でリターンを得る(投資)

 

現在のところビットコインの利用で最も多く占めるのが「投資」

日本ではすでに10箇所の「仮想通貨取引所」があり、インターネットを通じてビットコインなどの

仮想通貨を売買できます。

 

現在のビットコインは投資が大半だそうです。

他の投資とは違い、「少額でも始められる」という点においては参入障壁が低い投資だと言えますね。

その証拠にビットコインは取引所によって異なりますが、数百円から売買が可能となっています。

 

株式は素人では銘柄選びが難しく、企業の成長性や、財務状況やライバル企業の動向なども確認した上で

買ったほうがいいと言われていますが

ビットコインでは買った価格より高いところで売ることでその差額益でリターンを得ることができる点が

素人向けと言えるでしょう。

 

 

②買い物の代金などをビットコインで支払う(決済)

 

 

私はここに注目したいと思っています。財布を持たない生活もここから来ています。

 

iPhone7から搭載されたApple Payと同じ使い方出来るようです。

電子マネーではカードやスマホにお金をチャージして使いますが、ビットコインは

スマホにビットコイン用のアプリを入れ、お店の端末にスマホをタッチするなどして

代金を支払うことができます。

 

すでに銀座のお寿司屋さんなどでも使えるようになっているようで、

2020年の東京オリンピックまでに普及が進んでいくのではないか?と考えられています。

 

支払いは買った金額とお店の料金はイコールで、例えば

 

1 BTC(ビットコイン)=5万円の時に買って、1万円の代金を支払う場合

0.2BTC(1万円÷5万円)での支払いとなります。

 

1BTC=6万円で買い、1万円の代金を支払う場合は

0.16666….BTCの支払いとなります。

 

ビットコインでは株価と同じように価格が変動するので

ビットコインを買った時の価格より現在のビットコインの価格が安くなっている場合を

のぞいてビットコインで支払った方がお得!ということになります。

 

お店側もメリットがあります。

クレジットカードの手数料(3~5%)となっていますが

ビットコインの手数料(約1%)と安いのです(これはブロックチェーンと呼ばれる管理方法により運営コストが低くなっているため)

 

ブロックチェーンについては省きますが、銀行の中央サーバー(一つのサーバーに情報が詰まっている)の管理運営コストと

比べるとうまい方法でコストを減らしてそれを手数料を減らす部分で反映しています。

 

支払う側もお店側も得をする可能性のあるので、ここはぜひ普及してほしいです。

 

 

③他の誰かにビットコインを送る(送金)

 

 

これは上の章でも触れましたが、手数料の安さにより多くの人が利用しやすい点で

かなり有効的です。

 

海外送金サービスを利用すると、一回あたり2,500〜4,000円程度の手数料がかかってしまいます。

(中略)ビットコインを使えばこの手数料は劇的に安くすみます。

しかも数分程度で送金でき、コストは数十円から数百円程度(取引所によって異なる)

 

 

海外留学にいったお子さんなどに送金する、出稼ぎで海外にいった人が日本へ送金するという

ケースでもこの手数料の安さは魅力的です。

ですが、日本から海外へというケースは今では増えて来たものの、その恩恵を受ける人は

そう多くはないでしょうね。(企業とかなら別ですが個人単位なら特に)

 

 

④少額の寄付や投資に使う(ファンディング)

 

 

クラウドファンディングなどで銀行振込しても500円を寄付する場合でも

210円から420円の手数料がかかっていまいます。

ビットコインを使えば送金の手数料がほとんどかからず、街角募金を同じような

感覚で少額でも気軽に寄付や投資ができる。

(中略)相手側もコストを抑えることができ、お金に無駄なく活用できる。

 

 

これも「手数料が安い」ところから来ていますので

多くは割愛します。

 

 

今後の仮装通貨(暗号通貨)がもたらす世界

 

ビットコインは現物がないお金と同じです。

これが故に仮想通貨と呼ばれることとなったんだと思いますが、無駄なものをなくし

より良い生活を送る上で取り入れてもいい仕組みなんだと感じます。

 

インターネットを誰が開発したのか分からないというはご存知でしたでしょうか?

ビットコインも同じように論文としてブログに書いた人物(ナカモトサトシ)はいるものの特定されておらず

多くのプログラマーによって暗号通貨の管理体制を築いたという点しかわかっていないようです。

 

最初はインターネットがここまで当たり前になるなんて予想ができなかったように

仮想通貨(暗号通貨)も普及していくんじゃないかと思っています。

 

お金でサービスや物を買うのと、お金に変わるものでサービスなどを交換していくのと

同じ原理です。

 

スマホ一台で生活ができてしまう日もそう遠くはないのかなと読了して感じました。

 

 

最後に

 

投資、決済、送金、ファンディング

これらどれを使うのも人それぞれです。新しいお金のあり方として取り入れてみるのも

いいかと思います。

 

学校教育でお金の勉強をしていないのであれば、ビットコインはそれを知る一つの

いい材料だと感じています。

なんども書きますが、取り入れるのも取り入れないのもあなた次第です。

 

ですが、これに乗り遅れるというのは私はありえないと思います。

その前提で知っておくという点で重要です。

 

「暗号通貨だから消えて無くなるんじゃない?」

「そんないつ奪われるか分からないものに投資できないよ!」

なんて頭の固いことを言っている人は残念極まりないです。

 

 

賛否両論あるこの仮想通貨ビットコイン。

あなたはどう感じましたか?

 

スポンサードリンク

ABOUTこの記事をかいた人

ひろきち

初めまして、林広輝です。 健康/夢/人間関係/お金について ブログを更新中。 200名の資産形成のアドバイザーを サポート運営しています。